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特集~著者×社長対談2
大川健嗣 さがす こだわる つくる 地域づくり論 ―その視点と手法
山形大学名誉教授・山形短期大学教授 大川健嗣VS玉田尊英

地域づくりの実践方法論
実践のテキストとして活用される
玉田  先生、これは先生の地域づくりの実践を方法論としてまとめたものですが、いろなところで活用されているようですね。
大川  各地の自治体や私のかかわってきた、また現在関わっている地域づくり塾などで勉強会のテキストに使われているよう
     です。
玉田  実践の具体例がたくさんあることが、現実的に地域づくりに関わっている現場のみなさんが自分たちの方法論を確認さ
     れる指導書として使われている。また、実践しているみなさんの励ましになっているんでしょうね。
大川  そうだとうれしいですね。
玉田  なかでも1965年から現在までの山形県西川町の定点観測、分析がベースになって、国や県の施策を踏まえながらの
     地域づくりを実践していく記録ですから迫力がありますね。
大川  そこはいわばぼくの原点だからね。当時の西川町の横山万蔵町長の後押しがなければ、こんなに長くひとつに地域に
     関わるなどということは、普通はありえないですね。
玉田  また、実践例の幅が広いことも、みなさんお役に立っているんでしょうね。
大川  地域づくりの先駆者―伊藤善市先生が推薦文に「地域づくりに成功しているところにはすぐれたリーダーがいる」と書い
     て下さっていますが、その通りだと思いますね。リーダーによって何を地域づくりの視点として、何をつくり出すかが変わ
     ってきますからね。ぼくは、いわば産婆役だね。


書き手と読み手、編集者のコラボレーション

玉田  先生、話は変わりますが本にまとめようという話が出てから、刊行まで時間的に短かったですね。半年かかっていませ
     んからね。
大川  そうね、東北開発センターの季刊誌「東北開発研究」に7回にわたって連載した原稿が元になったからね。でも、玉田
     君に読んでもらって、本にするのに書き足したほうがいいなど、アドバイスをもらってよかったと思っているよ。
玉田  編集者というか読み手の立場で考えると、この部分をもう少し読みたい、ここがあればもっと分かりやすい、といったこと
     がありますから、少しでしゃばりすぎたかもしれません。
大川  そんなことはないよ、結果、補ってよくなったし、まとまったと思っている。このスピード編集するには、編集もそうだろう
     が、原稿を書くぼくもパソコンとメールがあって可能だと痛感したね。
玉田  そうですね。ほとんどはメール添付の原稿で頂いて、肝心なところはフェイス・ツー・フェイスで確認させていただいてで
     したね。
大川  玉田君はこの本では、結局、河北新報出版センターの早坂さんの片腕として編集者の役割を果たすことになったわけ
     だ。
玉田  ええ、対極的なところで早坂さんが見てくれていたので、私は実務担当として、自由にやらせていただくことができ、と
     ても楽しい仕事でした。


売れています、これからも

玉田  増刷もされて、売れていますね。
大川  そう、40年以上の時間の実践の積み重ねだから、賞味期限が長いといえば長い本でしょうね。たくさん売れてくれると
     嬉しいんですがね。実践でお世話になった各地域のみなさん、最初に原稿を書く機会を作ってくれた東北開発センター
     さんや出版してくださった河北新報出版センターさんなど、みなさんにとって、この本が売れることはとてもいいことでし
     ょうから。